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宿題ができなかった時に過度に謝る生徒|「自分のため」の意識

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こんにちは。e!センセイ塾長の松尾です。「うちの子、宿題が間に合わなかったら塾の先生に怒られないかって、すごく気にしているんです」——保護者の方からよくいただくお話です。

結論:宿題を必要以上に謝る子ほど、勉強が「自分のため」になっていません

結論からお伝えします。塾や家庭教師の宿題が間に合わなかったとき、講師に対して必要以上に謝る・申し訳なさそうにする子は、勉強が『自分のため』になっていないサインです。逆に主体性が身についている子は、宿題が間に合わなくても「すみません、来週持ってくるので見てもらえますか」とあっけらかんとしています。

この記事では、なぜ「過度に謝る」が問題のサインなのか、家庭でできる関わり方をお伝えします。

元になった話:宿題を「献上物」と捉えてしまう子

私自身がこのテーマで発信したところ、塾講師の方々から「うちにもいます」と多くの反応をいただきました(70件以上の「いいね」をいただきました)。

塾で宿題が間に合わなかったとき、講師に対して必要以上に謝ったり、申し訳なさそうな態度を取る生徒がいると気になります。このような生徒は、勉強は自分のためにするもの、という意識が身についていないからです。 そもそも宿題を提出できないことを、講師や他人に謝る必塾で宿題が間に合わなかったとき、講師に対して必要以上に謝ったり、申し訳なさそうな態度を取る生徒がいると気になります。このような生徒は、勉強は自分のためにするもの、という意識が身についていないからです。 そもそも宿題を提出できないことを、講師や他人に謝る必要はありません。講師側は迷惑はしませんし、家で勉強をしない分、困るのは生徒本人だからです。 宿題を出せないことで、先生から怒られないかどうかを過度に気にする生徒は、勉強が自分自身のためであるという意識が欠けています。宿題はあくまでも授業内容を定着させる機会なのですが、塾へ差し出す献上物のように誤って捉えてしまっているのでしょう。 勉強が自分自身のためであることを理解している生徒は、宿題が学習の機会であることを正しく理解しています。宿題の中身を講師に確認してもらえば、何かアドバイスも貰えて、自分のためにもなるかもしれない。あくまでも塾や講師は自分の受験のために利用するもの、という意識があるのです。 主体性が身についている生徒は、「すみません、来週持ってくるので、その時に見てもらってもいいですか?」くらいに、割とあっけらかんとしているものです。

塾長・松尾のXより

そもそも宿題を提出できないことを、講師や他人に謝る必要はありません。講師側は迷惑しませんし、家で勉強しない分、困るのは生徒本人だけです。

「謝りすぎ」と「主体性なし」の構造

「先生に怒られないか」を過度に気にする子は、宿題を「塾に差し出す献上物」のように捉えています。「やらないと怒られるもの」と理解している状態です。

本来、宿題は授業内容を定着させるための「自分のための機会」です。やれば自分が得をする、やらなければ自分が損をする、ただそれだけのものです。

「献上物」と捉えている子の特徴

宿題が間に合わないと過度に謝る・怒られないか気にする・「先生のためにやる」という発想がある・塾の日が近づくとストレスを感じる。

「自分のため」と理解している子の特徴

「来週持ってくるので見てもらえますか」とあっけらかんとしている・宿題で詰まったらメモして「ここ確認したい」と先生に持っていく・塾を「自分の受験のために利用する場」と思っている。

勉強の主体性の作り方については自分で塾代を払う高校生から学んだ、勉強の主体性もあわせてご覧ください。

家庭でできる関わり方

「過度に謝る」状態から「自分のため」に意識を移すために、家庭でできる3つの工夫です。

ひとつ目は、「先生に怒られないか」を口にしないことです。保護者の方が「明日塾でしょ、ちゃんと宿題やった?先生に怒られるよ」と促してしまうと、お子さまの中で「宿題=先生に怒られないためのもの」が強化されます。代わりに「宿題やった?自分がやりたかったところまで進んだ?」と、本人の利益で問います。

ふたつ目は、「やらなかったらどう困るか」をたまに共有することです。たとえば「ここの単元を放っておくと、3ヶ月後に学校のテストで出るときに困るね」と先の影響を一緒に確認します。脅すのではなく、淡々と事実として共有するのがコツです。

みっつ目は、宿題が間に合わなかったとき、家庭でも責めないことです。「先生に怒られるよ」「申し訳ないでしょ」と家庭で責めると、本人の「謝らなきゃ」モードが強化されます。「次の授業まで何ができそう?」と未来の話に切り替えるだけで、本人の意識が「自分のため」に戻ります。

よくある質問

Q. 「謝るのは礼儀」と教えてきたのですが、それも悪いのですか?

A. 悪くはありません。日常生活の礼儀として「すみません」と一言添えることは大切です。問題なのは「過度に」謝ること、つまり「先生の機嫌を損ねないか」を最優先に考えてしまうことです。「ごめんなさい、来週やってきます」くらいの軽さなら理想的です。

Q. 宿題をサボる癖がついてしまったら、もっと厳しく言うべきでは?

A. 厳しく言うと一時的にはやるようになりますが、「先生のためにやる」モードが強化されるので長続きしません。「やらなければ困るのは自分」という事実を、本人が小さく経験する場を作るほうが効きます。たとえばテストで点が落ちたタイミングに「先週の宿題が直結してたね」と振り返るなどです。

Q. 塾の先生・家庭教師に頼める協力はありますか?

A. 「うちの子は宿題を過度に気にするタイプなので、できなかった時もあまり厳しくせず『次にどう活かすか』を一緒に考えてほしい」と最初に伝えておくと、講師側もそのスタンスで関わってくれます。本人の謝りすぎが減ると、結果的に主体性も上がります。

出典・参考

本記事の内容は、塾長・松尾本人が20年の塾講師・家庭教師経験の中で繰り返し観察してきた内容を、自身のX投稿としてまとめたものです。

e!センセイの考え

宿題を「先生のためにやるもの」から「自分のためにやるもの」に変えるだけで、お子さまの学習姿勢は大きく変わります。家庭の声かけを少し変えるだけで実現できます。

e!センセイには、お子さまの主体性を尊重しながら指導してくれる家庭教師が登録しています。お子さまに合った家庭教師を探すことができます。

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