
失敗する家庭教師選び|現場で見てきた5つの実例と対策
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こんにちは。e!センセイ塾長の松尾です。家庭教師選びで後悔されたご家庭を、私は20年間で何百組と見てきました。失敗には共通のパターンがあり、知ってさえいれば避けられるものばかりです。
結論:失敗の多くは「契約前の確認不足」から起きる
先に結論をお伝えします。家庭教師選びの失敗のほとんどは、講師個人が悪いというより、契約前に確認しておくべき情報を確認しなかったことから起きています。逆に言えば、何を確認すべきかを知っていれば、大きな失敗はかなり防げます。
この記事では、私が現場で実際に見てきた5つの典型的な失敗例を、それぞれの予防策とあわせて紹介します。最後に、5つに共通する根本原因もまとめます。
失敗例①:体験授業の先生と、本契約の先生が別人だった
私が最も多く相談を受けてきた失敗が、これです。体験授業に来た「ベテラン認定講師」の指導が見事で即決したのに、本契約の初回に現れたのは別の大学生講師で、説明の分かりやすさがまるで違った——というものです。
体験と本番で先生が入れ替わるのは、会社が講師を割り振る仕組みのサービスで起こりがちです。予防策はシンプルで、契約前に「体験授業の先生が、そのまま担当になりますか」と必ず確認すること。確約できないサービスは避けるか、書面に残してもらいましょう。プロフィールを見て自分で先生を選び、その先生がそのまま担当になる仕組みなら、このすれ違いはそもそも起きません。

失敗例②:高額な教材セットを契約と同時に買わされた
「当社の指導はこの教材で進めます」と説明され、契約と同時に20万円分の教材を購入。後で開いてみたら市販の問題集とほぼ同じ内容で、お子さまにも合わず本棚で眠っている——という失敗もよく耳にします。
私の考えを正直に申し上げると、多くの場合、学校の教科書と市販の問題集で十分です。契約と同時に高額な教材一式を求められたら、その場で決めず、いったん持ち帰って中身を冷静に確かめてください。「この教材でないと指導できない」という説明には、慎重になってよいと思います。
失敗例③:「合わない」のに、先生を変更できなかった
指導開始から2ヶ月、お子さまが「先生が苦手」と言い出した。会社に変更を相談したら「手数料3万円」「次の手配に2ヶ月かかる」と言われ、結局そのまま半年が過ぎてしまった——。これも本当に多い失敗です。
家庭教師は、どれだけ慎重に選んでも、本当に合うかどうかは実際に授業をしてみないと分かりません。だからこそ、「合わなかったときに気軽に変えられるか」を妥協してはいけません。契約前に変更の費用と所要期間を確認し、できれば追加費用なしですぐ別の先生に切り替えられるサービスを選んでください。先生選びそのもののコツは お子様にあった家庭教師の選び方 にまとめています。
失敗例④:学歴に惹かれて選んだが、指導力が伴わなかった
「東大生講師」という肩書きに惹かれて指名したのに、3ヶ月たっても成績は変わらず、お子さまの自信だけが下がってしまった——。これは珍しい話ではありません。
原因は、自分ができる人ほど、できない子がどこでつまずいているかが見えにくいことにあります。「あの先生は頭が良すぎて、かえって授業が分かりにくい」と生徒が言うことは、実際にあるのです。私は20年見てきて、学歴と『教える力』は別物だと断言できます。本当に上手な先生は、子どもの手元をよく見て、どこで詰まっているかを正確に当てます。学歴ではなく指導の実績やレビュー、つまずきへの寄り添い方を見てください(詳しくは 「プロ家庭教師」だから良いとは限らない)。

失敗例⑤:とにかく安さで選び、講師の質に当たり外れがあった
「とにかく安く」と地域の掲示板で個人契約。最初の3ヶ月は順調でしたが、講師が就活で多忙になってドタキャンが続出し、自分で次を探す羽目に。結局2年で4人替わった——という失敗です。
個人契約は最も安く済むぶん、講師の継続性が保証されないという弱点があります。多少料金が高くても、運営による審査やサポート、トラブル時の窓口があるサービスのほうが、長い目で見れば結局は安く済むことも少なくありません。安さと質のバランスについては 安い家庭教師は見つかるが、質はバラバラ で詳しく書いています。
5つの失敗に共通する根本原因
ここまでの5つには、共通する根本原因が3つあります。逆に言えば、ここを押さえれば失敗の大半は防げます。
表面の情報だけで判断している
「体験が良かった」「学歴が高い」「料金が安い」など、目立つ1点で決めると、見えていない情報による失敗が起きます。判断軸は複数持ちましょう。
「合わなかったとき」の出口を決めていない
契約前に「期待どおりでなかったらどうするか」まで決めておくこと。柔軟に変更・解約できるサービスを選べば、最悪のリスクは大きく下げられます。
その場で即決してしまっている
「今日中に決めれば割引します」という営業トークには乗らないこと。契約は最低でも一晩持ち帰り、冷静に考える時間を取ってください。

よくある質問
Q. 家庭教師選びで一番多い失敗は何ですか?
A. 「体験授業の先生と、実際に担当する先生が別人だった」という失敗が、相談の中では最も多い印象です。会社が講師を割り振る仕組みのサービスで起こりがちなので、契約前に「体験の先生がそのまま担当になるか」を必ず確認してください。
Q. 先生と合わなかったら、すぐ変更できますか?
A. サービスによります。変更に手数料や長い手配期間がかかる会社もあるため、契約前に必ず費用と所要期間を確認してください。追加費用なしですぐ別の先生に切り替えられる仕組みが理想です。合うかどうかは実際の授業でしか分からないので、変更の柔軟性は妥協しないことをおすすめします。
Q. 安い個人契約と、運営のあるサービスはどちらが良いですか?
A. 料金だけなら個人契約が最安ですが、講師の継続性やトラブル時の対応が保証されません。多少高くても審査・サポートのある仕組みのほうが、講師の交代や中断のリスクが下がり、結果的に安く済むこともあります。料金と質のバランスで判断してください。
e!センセイの考え
5つの失敗例の多くは、契約前に確認すべき情報の不足が原因でした。e!センセイは、講師プロフィールの詳しさ・指導方針・料金の分かりやすさを運営の中心に据え、ご家庭が自分の目で選び、合わなければ別の先生を探し直せるようにしています。
契約前のチェックは 家庭教師の契約前チェックリスト にまとめました。あわせて お住まいの地域と科目から先生を探す こともできます。

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