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中高一貫の先取り学習は「大変」ではない|6年トータルで見れば楽

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こんにちは。e!センセイ塾長の松尾です。「中高一貫の先取り学習は進度が速くてついていけるか心配です」「公立中学の方がのびのびできるんじゃないでしょうか」——中学受験を検討中の保護者の方からよくいただくお話です。

結論:先取りは「大変」ではなく、6年トータルでは楽です

結論からお伝えします。中高一貫の先取り学習は「大変そう」に見えて、実は6年トータルで生徒さんにとって楽になっています。中学と高校で学ぶ数学の量は3対7(あるいは2対8)とも言われ、高校内容を全部高校3年間に詰めるほうが圧倒的に大変です。

この記事では、中高一貫から東大進学率が良い構造的な理由と、公立中学からでもこの「先取り」の発想を活かす方法をお伝えします。

元になった話:「先取り」の本当の楽さ

私自身がこのテーマで発信したところ、中高一貫校の関係者から共感をいただきました(70件以上の「いいね」をいただきました)。

中高一貫の学校の数学のカリキュラムは、公立中学と比べて速いことが多く、いわゆる先取り学習が行われています。 先取り学習に対して「進度が速い分、私立は大変」と思われている方が多いです。しかし自分の感覚では、先取り学習をしている方が6年間トータルで見ると生徒中高一貫の学校の数学のカリキュラムは、公立中学と比べて速いことが多く、いわゆる先取り学習が行われています。 先取り学習に対して「進度が速い分、私立は大変」と思われている方が多いです。しかし自分の感覚では、先取り学習をしている方が6年間トータルで見ると生徒にとっても楽なんです。 中学と高校の数学で学ぶべき量を10とすると、中学が3に対して、高校は7くらいだと思います。もしかしたら2対8くらいかもしれません。 中学校と高校は同じ3年間ですから、むしろ高校内容を全て残した状態で高校生になるも、生徒にとって高校3年間が大変なんです。 中高一貫の私立学校から東大の進学率が良い要因もこの辺りにありそうです。6年間トータルで見た負担を合理的に6年間に分割しています。

塾長・松尾のXより

中学と高校で学ぶ量は「3対7」

中学と高校の数学で学ぶべき総量を10とすると、中学が3、高校が7(場合によっては2対8)と言われます。それなのに、

公立中学+公立高校パターン

中学3年間で「3」、高校3年間で「7」を学びます。同じ3年間ずつなのに、後半に倍以上の量を詰め込むので、高校3年間が想像以上に大変になります。

中高一貫の先取りパターン

6年間トータルで「10」を均等に分割。中学のうちに高校範囲の一部まで進んでおくと、高校に上がってからの密度が下がります。「先取り」と聞くと厳しそうですが、トータルで見るとむしろ楽な配分になっています。

中高一貫私立から東大進学率が高い構造的な要因の一つは、ここにあります。6年間トータルで見た負担を合理的に分割しているということです。

公立中学からでも「先取り」の発想を活かす

「うちは公立中学だから関係ない」と諦める必要はありません。先取りの発想は、公立中学のお子さまでも家庭の学習計画に取り入れられます。

ひとつ目は、中3の冬〜高1の春に「数I・Aの先取り」を入れることです。高校受験が終わってから入学までの2〜3ヶ月で、高1数学の最初の単元を一通り眺めておくと、高1の最初の壁を低くできます。

ふたつ目は、高1の段階で数IIや英文法を意識的に先に触ることです。学校進度ぴったりで進むと、高2・高3の高校内容のピークでパンクします。高1のうちに先取り余力を作っておくと、後半が楽です。

土台となる中1の計算を固めておく重要性は中1で計算1万問やれば、6年間偏差値60を切らないもあわせてご覧ください。

よくある質問

Q. 中高一貫校に行くと進度についていけないのでは?

A. 確かに最初の中1の段階では公立中より進度が速く感じます。ただ、6年間で見ると総量は同じなので、慣れる時期さえ過ぎれば「むしろ楽」になります。最初の半年〜1年だけ手厚くサポートしてあげれば、その後は自走しやすいです。

Q. 公立中→公立高校でも東大に行けますか?

A. もちろん行けます。中高一貫からの進学率が高いのは「構造的な有利」ですが、公立コースからの東大合格者も毎年います。鍵は、高1の段階で先取りの余力を作り、高2・高3でパンクしないようにする戦略性です。

Q. 中高一貫の先取りについていけない場合、家庭教師は有効ですか?

A. とても有効です。学校の進度に置いていかれかけている段階で、1対1で土台を補強できる家庭教師は中高一貫校のお子さまに特に効きます。学校の進度に追いつくのではなく、本人の理解の穴を埋める指導をしてくれる先生を選んでください。

出典・参考

本記事の「中学3:高校7」という量の感覚は、塾長・松尾本人が20年指導してきた中での実感を、自身のX投稿としてまとめたものです。具体的な配点比は学習指導要領上の正式な数値ではなく、現場の指導者の体感です。

e!センセイの考え

中高一貫の先取りは「大変」ではなく「6年トータルで合理的に分散させる仕組み」です。公立中学のお子さまでも、家庭の学習計画にこの発想を取り入れられます。

e!センセイには、お子さまの進度に合わせて先取りや復習を組み立ててくれる家庭教師が登録しています。お子さまに合った家庭教師を探すことができます。

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