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親が言うと反発、先生が言うと届くという距離感の比喩イラスト

親が言うと聞かないことを、塾の先生は伝えられる|ちょうどいい距離感

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こんにちは。e!センセイ塾長の松尾です。「『勉強しなさい』と毎日言っているのに、聞いてくれません」「言えば言うほど喧嘩になります」——保護者の方からよくいただくお話です。

結論:親から言いにくいことは、塾の先生・家庭教師に頼んで構いません

結論からお伝えします。中高生のお子さまは、親の言うことは聞きません(特に母親が息子に言うパターン)。これは反抗期というよりも、人間関係の距離感の問題です。

塾の先生や家庭教師は、お子さまとの距離感が「子どもに言うことを聞かせるのにちょうどいい」位置にいます。親から言いづらいことは、遠慮なく外部の先生に頼んでみてください。

元になった話:保護者の方からよく感謝されること

私自身がこのテーマで発信したところ、保護者の方からも塾講師の方からも多くの共感をいただきました(220件以上の「いいね」をいただきました)。

塾の先生をやっていて感謝をされること。それは「親から言いにくいことは、塾の方で代わりに言いますから、こっそり電話をください」と保護者の方に伝えることです。自分は保護者会や保護者面談などで、子どもに言いたいことがあったら、講師の自分から言いますからねと伝えて塾の先生をやっていて感謝をされること。それは「親から言いにくいことは、塾の方で代わりに言いますから、こっそり電話をください」と保護者の方に伝えることです。自分は保護者会や保護者面談などで、子どもに言いたいことがあったら、講師の自分から言いますからねと伝えています。学習面と深く関わるので、生活習慣の面でも大丈夫ですよと。 これにはちゃんとした理由があります。まず中高生は親の言うことなんて聞きません。(特に母親が息子に言うパターン) そのため「スマホばっかりしないで勉強しなさい」「学校の課題をしっかり出すために勉強しなさい」など、当たり前のことを言ったとしても、言っているのが親だからという理由で言うことを聞きません。結局喧嘩をしている時間だけが長くなり、勉強する時間もなくなっていきます。 その点、塾の先生は子どもとの距離感がちょうどいいんです。毎日会うわけでもない、普段の素行まで見ているわけではない、でもしっかりと子どものことは知っている。これは子どもに言うことを聞かせるのにちょうどいい距離感なんです。 保護者の方から「うちの子は先生の言うことはよく聞くので助かります」と感謝をされます。別に私たち講師が偉いわけでも何でもありません。単に丁度いい距離感の場所に私たちがいるだけです。 親と子の間では感情が入って喧嘩になるような場合でも、塾の先生が間に入ると話がスムーズにまとまったりします。塾に通わせている保護者の方は、塾の先生にこんなお願いをしてみるのも手かもしれません。

塾長・松尾のXより

私は保護者会や保護者面談で必ずお伝えしてきました。「親から言いにくいことは、塾の方で代わりに言いますから、こっそり電話をください」と。学習面はもちろん、生活習慣の面でも構いません、と。

なぜ親が言うと聞かないのか

「スマホばかりせず勉強しなさい」「学校の課題を出しなさい」——これらはどれも当たり前の正論です。それでもお子さまが聞かないのは、内容が間違っているからではありません。

言っているのが「親だから」という理由で聞かないのです。中高生にとって親は近すぎる存在で、毎日顔を合わせ、生活のすべてを把握されていて、距離感がゼロです。距離感がゼロな相手からの正論は、内容に関わらず反発を生みます。

結果、ご家庭は「喧嘩している時間だけが長くなり、勉強する時間はむしろ減る」という悲しい構図に陥ります。「勉強しなさい」の声かけの効果については勉強しなさい!の声かけに効果はあるのか①もあわせてご覧ください。

距離が近すぎて反発を生む親子関係の比喩イラスト

塾の先生・家庭教師の「ちょうどいい距離感」

塾の先生や家庭教師は、お子さまにとってちょうどいい距離感の場所にいます。

毎日会うわけではない

週に1〜2回しか会わないので、お子さまにとって「いつも口うるさい大人」にはなりません。たまに会うからこそ、言葉に重みがあります。

普段の素行まで見ているわけではない

家での過ごし方・友人関係・部屋の状態などはあえて見ていません。「全部見られている」というプレッシャーがないので、お子さまも構えずに話を聞けます。

それでもしっかり子どものことを知っている

学力・性格・取り組み方は把握しているので、的外れではない適切な助言ができます。「知らないくせに」と思われない位置にいます。

「うちの子は先生の言うことはよく聞くんです」と保護者の方によく感謝されますが、先生が偉いわけではなく、単にちょうどいい距離感にいるだけです。

家庭教師・塾の先生への頼み方の例

「先生に頼んでもいいんですか?」とよく聞かれますが、遠慮なくお願いしてください。先生側は喜んで引き受けます(少なくとも私はそうでした)。

頼み方の例:

学習面のお願い

「最近、家でほとんど勉強していないようなのですが、私から言うと喧嘩になってしまうので、来週の授業の後にでも一言かけていただけませんか」

生活面のお願い

「夜遅くまでスマホを使っていて、朝起きられない日が続いています。学習にも影響しているので、それとなく話題にしていただけると助かります」

進路面のお願い

「最近志望校への気持ちが揺らいでいるようです。私から聞くと身構えるので、雑談の中で少し触れていただけませんか」

本人にお伝えする際は「親から頼んだ」と言わずに先生から自然に切り出してもらうのが定石です。

よくある質問

Q. 塾の先生に頼むのは「親としての責任放棄」のように感じてしまいます。

A. むしろ逆です。「自分が言って聞かないなら、誰が言えば聞くか」を考えて適切な人に頼むのは、立派な親の判断です。子育ては全部を1人で抱える必要はありません。塾・家庭教師・部活の顧問など、お子さまに影響力を持つ大人を見極めて頼るのは、健全な分業です。

Q. 塾の先生に頼んでも、効果がない場合はどうすれば?

A. 効果が出ない場合は、お子さまにとってその先生の影響力がそこまで強くない、ということです。部活の顧問・親戚のお兄さん・年上の従兄弟など、お子さまにとって距離感がちょうどいい別の大人を探してください。「家庭の外の信頼できる大人を1人持つ」だけで、お子さまの行動は変わります。

Q. 家庭教師なら、塾の先生よりさらに頼みやすいのでしょうか?

A. 1対1で関わる時間が長い分、家庭教師との関係はより密になります。お子さま個人の状況も深く知っているので、保護者の方からの細かなご相談にも対応しやすいです。一方で、家庭教師との関係が崩れるとリカバリーが効きにくいので、最初に「こういう頼み方をしても良いですか」と一度確認しておくと安心です。

出典・参考

本記事の内容は、塾長・松尾本人が20年の塾講師・家庭教師経験の中で繰り返し経験してきた内容を、自身のX投稿としてまとめたものです。

e!センセイの考え

「言って聞かない」のは、内容ではなく距離感の問題です。家庭の外に「ちょうどいい距離感の大人」を持っているかどうかが、思春期のお子さまの育ちを大きく左右します。

e!センセイには、お子さまにとって「ちょうどいい距離感の大人」になれる家庭教師が登録しています。お子さまに合った家庭教師を探すことができます。

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