入試本番、これだけはやらないで
今回は、「入試本番、これだけはやらないで」についての記事となります。
この記事では、入試本番に関する「やってはいけない」を、Q&A方式でいくつかご紹介します。
内容は、私立中学・高校で実際に入試の採点に関わっている人、また塾業界で働いた人の話をもとに作成しています。そのため、入試のやや裏側的な部分にも迫っているものとなります。
Q1.うちの子は字が汚いです。入試では字が汚いと減点になったりしますか。
あまりにも雑だと減点なので、できるだけ解答用紙には丁寧に書いてください。ただし字については、綺麗かどうかよりも大切なポイントがあります。それは、他の字と判別がつくことです。例えば記号問題で、書かれている文字が「ア」なのか「イ」なのか区別がつかないケースがあります。このような場合はどちらか判別がつかないので×になります。採点者は、その解答用紙の中の別の解答欄で受験生の字のクセを読み取って判断してくれる・・ということは絶対にありません。また数学だと「2」と「Z」も区別しずらいので、「Z」は一本線を含んだものを用いると良いでしょう。字は区別がつくことがすべての前提となっています。
おおよその基準をお伝えしておきます。採点は大体3~4名程度の採点者が行います。そのうちの1人が「この字はなんて書いてあるか分からない」と言い出すような字は×と考えてください。
Q2.解答欄の外には何も書かないよう指示があります。守ったほうが良いですか。
必ず守ってください。欄外に何かを書くと、不正行為とみなされる場合があります。
「解答欄の外には何も書かないこと」という指示は、入試の注意事項で一般的なものです。これは「欄外に書いたものは採点しない」という意味ではありません。そのため、絶対に欄外には何も書かないようにしてください。
これは入試での不正を防ぐために定められていると言われています。例えば、ある塾の先生の大学時代の同級生が、都内で人気の私立学校の先生をやっている。塾の先生が学校の先生に、自分の生徒の名前を教えておく、なんていうことも、不正として十分に起こりえることです。そのような不正を防ぐために、入試の採点は、採点者が答案の氏名の欄が見えないように採点をすることがあります。しかし解答欄の外に、氏名のイニシャルを書いて採点者に氏名を伝える・・という不正が起こる可能性があります。そのため「解答欄の外には何も書かないこと」というルールがあるとも言われています。
Q3.肩が凝りやすいため、首をぐるぐると回す癖があります。やめた方がいいですか。
試験中にはしないようにしてください。このように「首を回す」だけではなく、「体を傾ける」など、不正行為の疑いが出た場合、試験監督は入試本部に報告するのが一般的です。その情報は次の教科の試験監督に共有され、同様の行為があった場合には不正行為とみなされる場合があります。大切な試験ですので、疑いが残るようなことは一切しないようにしましょう。
Q4.最近はマスク着用の義務はなくなりました。もうしなくても良いですか。
しなくても良いですが、マスクくらいはした方が無難です。入試は人生の最も大切な日の1つですから、例えばインフルエンザに感染をしていような人でも、入試本番には身体に鞭を打って受験に来ている可能性が高いです。そのためできるだけ、感染を防ぐためにも予防はした方が良いでしょう。
以上が入試本番でのNG行為です。一見すると名何でもないようなことでも、受験では不利に働く可能性があります。一生に一度の大切な機会ですから、余計な不安を抱くことなく、無事に入試シーズンを乗り切りたいですね。
