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入試本番の『得点力』を上げるための3つの準備

こんにちは。今回のテーマは、「入試本番の得点力を上げるための3つの準備」についての記事となります。

1月から2月の下旬にかけて、中学受験、高校受験、大学受験と、いよいよ受験が本格化をしていきます。

入試直前期には、受験生は緊張感の中、非常に高い集中力で勉強に取り組んでいます。そのため入試前日まで、受験生の学力は確実に伸びていきます。

しかし「学力」=「本番での得点」にならないのも入試の常なのです。本番での得点を上げるためには、学力の他に「得点力」が必要になります。

得点力とは、入試本番で高得点を取るための技術や、大きな失点をしないための工夫などの力を指しています。

学力や偏差値などが同じ程度の受験生でも、本番の入試での得点が、100点満点で30点程度違う、ということはよく起きることなのです。

入試の合否は本番での得点で決まります。そのため、この得点力を上げることが志望校合格の秘訣となるのです。

それでは得点力を上げるためには、具体的にどのような準備が必要なのでしょうか。今回は3つを挙げます。

入試本番は時間との戦いです。そのため、自分が得点できる問題から確実に解き進めることが重要です。

入試の場合、過去問は最低でも数年分は手に入れることができます。そのため、どの大問が得点しやすいのかを、過去問の演習結果を踏まえて、事前に決定します。

試験時間は一部の教科を除けば、受験生にとって少なめの時間設定となります。そのため、すべての受験生が「解いている途中に時間切れ」になるのです。

つまり解ける問題は手を付ける、解けない問題には手を付けないまま試験時間が終わる、ということを必ず頭に入れておきます。そのため、過去問演習の結果を見て、明らかに最後の大問が得点できないと考えたら、最後の大問は全く触れずに他の取れる問題にすべての時間を割き試験を終える、というのが有効な手となるのです。

例えば算数(数学)を例にとりましょう。算数(数学)は、大問1で小問集合が出題され、大問2以降に、各単元から問題が出題されます。

この際に、大問ごとにはおおよそ(1)(2)(3)と、3問程度の小問が含まれています。この小問を、自分がどこまで得点できそうなのかを把握しておくのです。

一例を挙げれば、大問2で(1)(2)(3)が出題され、自分の得意単元であった場合、この大問は(1)(2)まで確実に得点しよう、(3)も解けそうなら解いてみよう、と準備します。

一方で大問3では苦手単元が出題されてしまった。このような時は(1)だけは確実に解いておこう、といった形で準備をします。

試験においては、計算ミスや漢字のミス、記号問題の転記のミスなど、細かいミスが普段よりも起きやすくなっています。

そこで重要になるのが見直しです。見直しによって20点程度上がる生徒もいます。しかし多くの受験生は、まだ解き終えていない問題を1つでも手を付けなければ、という焦りから、見直しをしないまま試験を終えてしまうことが多いのです。

見直しの重要性は明らかです。なぜなら、試験終了時間間際に解けていない問題が、残り数分で解ける可能性は殆どないからです。

一方で、確実に解けていたと思われる問題でミスをして失点した、という経験は誰にでもあるのではないでしょうか。つまり解き終わっている問題の中にあるミスを見つけていく見直しに時間を割いた方が、得点が上がる可能性は明らかに高いのです。

見直しに割く時間は、試験時間全体の20%程度がおすすめです。

以上が「入試本番で『得点力』を上げるための3つの準備」でした。これらを活用して、勉強の成果を100%得点につなげていきましょう。