第一志望にギリギリ入学、第二志望に余裕で合格、入学後に有利なのは?
こんにちは。今回は「第一志望にギリギリ合格、第二志望に余裕で合格、入学後に有利なのは?」についての記事となります。
2月になると、既に受験を終え、進学先を決めている方もいるでしょう。第一志望に無事に合格をし進学をする人がいる一方、惜しくも第一志望に届かず、第二志望に進学をする人もいます。
第一志望に合格ができなかった人は、悔しい気持ちを持ってこの時期を過ごしているかもしれません。しかし落ち込むことはないのです。勉強は入学後も続くからです。
実は、第一志望にギリギリで合格をする人よりも、第二志望に余裕を持って合格をし進学する人の方が、入学後の成績は良くなるということが分かっています。
これは多くの人が抱いている印象とは反対です。学力の高い環境に入れば、「朱に交われば赤くなる」の通り、自身の学力も上がっていくことを期待します。
しかし実際には、「ギリギリで第一志望に合格」は、入学後に気を付けなければいけないのです。
学力に関する周囲からの影響に関する研究では、有名な実験による結果が知られています。ある環境において、学力が高い人から良い影響を受けるのかどうかに関する実験です。
その結果によると、ある環境の中で学力が上位20%に入っている生徒は、その他の学力が高い生徒の影響を受け、さらに学力を伸ばすことが分かりました。
一方、その環境にいる成績が下位20%の生徒は、その環境にいる優秀な生徒たちの影響により、むしろ学力を下げていることが分かったのです。
実際にこの実験の中で、学力が下位20%の生徒を、学力上位の生徒から引き離し、下位の生徒だけを集めました。すると、上位の生徒がいなくなったことで、成績が伸び始めたのです。
そのため、無事に第一志望の学校に入学ができたとしても、その環境からプラスの影響を受けられるかどうかは分からないということになります。
一方で、この実験からは次のことも言えます。余裕を持って第二志望の学校に入学をした場合、その生徒はその環境で上位20%に入る可能性が高く、周囲からの良い影響を受けられる可能性が高いということです。
なぜこのような結果が生まれるのかについては、いろいろな説明がなされています。教師からの期待がかけられやすいから、良い順位を取ることで自信がつくからなどがその例です。
第一志望にに合格ができなくても落ち込むことはありません。その環境で頑張っていけば、良い結果が生まれるでしょう。もし第一志望に無事に合格をした人も、そこに満足することなく、勉学に励んでください。
