女性の先生で女子は伸びる
こんにちは。今回のテーマは、「女性の先生で女子は伸びる」についてです。
学校や塾などの集団授業の場で、授業を受けている女子生徒が、「今年の数学の先生は女の先生だから良かった」と言うことがあります。
また個別指導や家庭教師を始める際に、保護者の方から「女の子なので女性の先生でお願いします」と依頼されるケースがほとんどです。
当塾もそのようなニーズに応える形で、「女子生徒に向けた女性講師のみの家庭教師派遣」を行っています。
それでは、「女子は女性の先生が教えた方が伸びるのか」について考えてみましょう。
教育の世界では、生徒と教師の性別の組み合わせ(これをジェンダーマッチングといいます)が、生徒の学習への姿勢やテストの結果、または将来の進路選択に多くの影響を与える可能性が、かなり前から指摘されていました。
「男子は理系、女子は文系」「女子は理系に向かない」などの固定観念があった時代においても、理系教科に女性教員が多い中学・高校で教育を受けた女子生徒は、大学で理系分野に進学する可能性が高くなる傾向は明らかになっていました。
つまり進路選択については明確な結果が明らかになっていたのです。
それでは学力の伸びについてはどうなのでしょうか。
2017年に、文部科学省が管轄する国立教育政策研究所が、大阪大学のチームとともに調査を行いました。
調査内容は、「生徒と教員の性別の組み合わせが、生徒の学力に及ぼす影響」についてです。
対象は小学校5年生から中学3年生の、2584校に所属する24万人の生徒です。教育に関する調査の中でも非常に大規模に行われた実験として知られています。
この調査では、国語・数学(算数)・英語・理科・社会 について「男子生徒と男性教師」「男子生徒と女子教師」「女子生徒と男性教師」「女子生徒と女性教師」の4つの組み合わせが対象となりました。
この大規模な調査の結果、生徒と教師の組み合わせが、生徒の学力に大きな影響を及ぼしていることが明らかになったのです。
