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東大合格者81名!日比谷高校の躍進と高校受験のルール①

2025年の大学受験も終わり、今年も話題となったのが「東大合格者高校別ランキング」です。

開成高校や桜蔭高校、灘高校など、毎年このランキングに名前を連ねる高校のなかに、今年は日比谷高校が東大合格者81名で、全国5位となりました。

このランキングは以前より、私立や国立の6年中高一貫校の学校がTop10をほぼ独占する状態が続いていました。

そんな流れの中、2025年度は公立(都立)の日比谷高校が5位、また8位にも公立(県立)の横浜翠嵐高校がランクインしています。

このように、近年では公立高校の躍進が目立っています。

公立高校は中高一貫校と異なり、中学校の間に高校内容を扱うという特別な進度を取っていません。

つまり高校入学後に高校内容を扱うカリキュラムでこの合格者を出しているわけですから、やはり高い教育力があることが読み取れます。

日比谷高校の東大合格者は2005年にはたったの1名でしたが、そこからは順調な伸びが続いています。つまり「東大に行くなら中学受験」という構図が崩れつつあるのです。

今回は、特に東京都の公立(都立)高校入試の制度や独自のルールについて解説をしていきます。

都立高校を受験する場合、1000点満点中、当日の筆記試験が700点、残りの300点は内申点によって決まります。内申点の大きな特徴は、実技教科(保健体育、技術家庭、音楽、美術)の内申点は2倍換算されることです。つまり国数英理社が5点満点のところ、実技教科は実質10点満点になるということです。

このことから、国数英理社が5点×5教科=25点 、実技教科は10点×4=40点 、の計65点満点で計算します。これを都立高校入試用に300点に傾斜換算(×300/65)し、合否判定に用いられます。

実技教科の内申点が合否判定に大きな影響を及ぼします。そのため、実技教科の内申点の2や3は避けなければいけません。