定期テストの点は取れても模試で点数が取れない、を改善する方法①
今回のテーマは「定期テストの点は取れても模試で点数が取れない、を改善する方法」についての記事となります。
中学生や高校生の方で、学校の定期テストでは点数が取れるのに、模試になると点数が伸び悩んでしまう、という人は多いのではないでしょうか。
また小学生の保護者の方でも「うちの子は塾の毎月のテストと比べると、範囲の無い模擬試験になるとあんまり点数が良くないかも・・」というお悩みをお持ちの方もいらっしゃいます。
今回はこのような悩みを持たれている方に向けて、その改善方法をお伝えします。
ここでは中学の定期テストと、模試の違いを例にとって考えてみます。
学校の定期テストは出題範囲が非常に狭いです。またそれゆえに出題される単元は、「三平方の定理」など、決まった範囲にのみ絞られます。
一方で模試の場合、テスト範囲には学習内容のすべてが含まれるため、出題範囲が広くなります。
このような違いを考えると、次のような問題は中学生にとってどのように見えるでしょうか。
「ある人が東に2キロメートル、北に6キロメートル移動をしました。もともといた場所から何メートル移動しましたか」
この問題は、例えば「三平方の定理」が範囲の定期テストであれば、使う公式があらかじめあらかじめわかっているわけですから、すぐに図を書いて計算して答えを出せばよいわけです。
しかし模試で出題されたらどうでしょう。「いきなり苦手な文章題が出て困ったな、一旦飛ばそう」なんていうことにもなりかねないわけです。当然ながら模試ですから、「この問題は三平方の定理の問題です」とは書かれていません。
つまり、全く同じ問題でも定期テストで出題されるか、模試で出題されるかによって、中学生にとっては見え方や難易度の感じ方が全く変わってきてしまいます。
数学はどのような定理や公式、解法を用いるのかの判断が非常に大切となります。しかし定期テストなどの範囲の狭い試験では、このような判断をする必要がありません。そのため、この大切な思考をしなくても点数が取れるような仕組みになっていしまっているわけです。
それでは普段の学習で、「どのような公式や定理を用いればこの問題が解けるのか」について考える力を高めるにはどのような勉強を行えばよいのでしょうか。
