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私立の先生は〇〇な人が多い?①

今回のテーマは「私立学校の教員採用の仕組み」についてお話をします。

中学受験や高校受験をする際、どの学校を選ぶののかはとても大切です。学校を知るためには、学校説明会や文化祭などに足を運ぶことがあります。

その際に、実際にその学校で働く先生と関わる機会もあるかもしれません。それでは、私立学校の先生はどのように採用され、働いているのでしょうか。

私立学校の先生の方が公立の先生よりも質が高いのか、など踏み込んだ内容にもなります。私立学校への進学をお考えの方は、是非この記事を読んで、学校選びに役立ててください。

それではさっそく、私立中学・高校の教員採用の仕組みについて、Q&A方式でお伝えしていきます。

Q1.私立学校の先生に教員免許は必要なの?

これは公立も私立も変わりません。教員免許を持たない人が教員として働くことは決してありません。

私立学校の教員には、公立の教員のように、数年に1度の転勤がありません。つまり、20代で新卒で採用された教員は、定年を迎える40年前後の間、その学校で教え続けることができます。

実はこの転勤がなく、何十年も同じメンバーで学校を運営するということが、その私立学校のカラーを決定づける重要な要素となります。

定年は60歳か、65歳に決められている学校が多いです。しかし65歳で定年になっても、授業だけを担当する(担任や部活を持たない)教員として、現場に残ることはあります。私立学校にとっては、その学校の雰囲気やカラーを知る大切な教員とみなされる場合があるからです。

Q4.私立学校の教員になるには、どのような試験を突破するの?

A.その学校独自に定める採用試験をクリアする必要があります。

私立学校の採用は、それぞれの私立学校の採用試験を受ける必要があります。応募の要項は、その学校のHPの採用情報にアクセスをして見ることができます。つまり一般的な民間企業と殆ど変わりはありません。試験内容は、①履歴書による選考、②筆記試験、③面接、学校によっては模擬授業があったりします。

ただし、私立学校はそれぞれが独自に運営されているものの、私立学校協会という団体が採用情報をまとめています。そのため私立学校への採用を希望する学生などは、基本的にはこのサイトをチェックします。またキリスト教の学校(ミッション系)については、そのような団体が独自に採用情報をまとめていることもあります。

教職員募集情報 - 一般財団法人 日本私学教育研究所 (shigaku.or.jp)

Q5.私立学校の教員の福利厚生はどうなってるの?

この点も民間企業と同じです。ただし、都会(関東圏など)の学校や大学附属校(特に医学部や薬学部などの理系学部が充実している大学の付属)は、公立よりも福利厚生が良い傾向にあります。反対に地方の私立学校や運営が厳しい学校は、その都道府県の県立学校と同じ水準を目指して給与などを設定しています。