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成績アップの秘訣はよく眠ること

こんにちは。今回の記事では、睡眠時間と学力の関係について述べていきます。

塾に通ったり、部活が忙しくなってくると、つい寝る時間が無くなり睡眠不足になってしまうという経験は誰にでもあるでしょう。

勉強に対して真面目に取り組んでいる人ほど、夜遅くまで勉強をしないと、と考えるかもしれません。

それでは睡眠時間を削って机に向かって勉強することで、成績は伸びるのでしょうか。

脳科学の世界では、「成績アップのための適切な睡眠時間」について既に答えが出ているのです。

そもそも脳にとって、眠るとはどのような行為なのでしょうか。

私たちが寝ている間、脳は活発に動いています。その証拠の1つが、私たちが見る夢です。

寝ている間、私たちは膨大な夢を見ています。朝起きたとき、その夢を覚えていることがあります。しかしそれは私たちが見る膨大な夢のごく一部でしかないのです。

そして夢とは、私たちが起きている間に得た知識や情報を整理する行為そのものです。私たちが寝ている間に、脳は記憶を整理し、定着させる機能を発揮しているわけです。

つまり睡眠時間を削ることは、起きている間に得た情報を整理・定着する時間を、脳に与えないことを意味します。

勉強と睡眠の関係に詳しい、脳科学者の池谷祐二さんは次のように述べています。

「貴重な睡眠時間を削ってまで勉強をすることは逆効果です。寝ることは、学んだことをしっかりと脳に定着させるための大切な行為なのです。せっかく勉強して得たものをムダにしないためにも、睡眠時間を削らなくて済むような学習プランを立てたいものです」

「適切な睡眠時間は人による」とも言われています。しかし脳科学の世界では、6時間以下の睡眠は成績に悪影響、と断言しています。

とは言え、これは高校生以上に向けた睡眠時間です。高校生が6時間以下で成績に悪影響、とするならば、中学生は7時間以下、小学生は8時間以下と捉えるべきでしょう。

睡眠はたっぷりと取るほうが成績には良い影響があるようです。「寝る子は育つ」は脳にも当てはまるというわけですね。