少人数教育は子どもの学力を伸ばすのか?①
こんにちは。今回の記事は、「少人数教育は子どもの学力を伸ばすのか」についての記事となります。
私立中学、私立高校の学校説明会では、学校の特徴として少人数教育がうたわれるとことがあります。
1クラスあたりの人数が少ない方が、子ども1人1人に教員の目が行き届きやすくなることを、学校の良い特徴として挙げるわけです。
目が行き届きやすいのはその通りかもしれません。それでは少人数教育は子どもの学力を伸ばすのでしょうか。
実は少人数教育が及ぼす子どもの学力への効果は、長年にわたって検証がされてきませんでした。
その理由は、少人数教育を採用している学校と、そうでない学校を単純に比較しても、それが少人数教育の効果であるのかが分からないからです。
例えばある地域の中学校(もしくは高校)で、少人数教育を実施している学校に通う子どもの学力が高いとします。しかし、そもそも少人数教育を実施している学校の多くは私立学校であり、小学校の頃から学習塾に通っている子どもが多いわけです。
つまり少人数教育を実践している学校には、もともと学力の高い子どもが集まっているだけで、少人数教育が学力を伸ばしているかどうかは分からないということになります。
このような難しさもあり、少人数教育の学習効果は「よく分からない」状態が続いてしまったのです。
しかし慶應義塾大学のある研究チームは、横浜市の学校を調査することで、少人数教育の学習効果を明らかにしました。
それは日本の学校がもつ「ある特徴的なルール」に着目したからです。このルールを活用することで、少人数教育が子どもの学力を高めるのか、という長年の疑問を解決しました。
