
勉強法は中2で変えよう②
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こんにちは。今回の記事は「勉強法は中2で変えよう①」の記事の続きとなります。
子どもの脳は、「聖徳太子は604年に十七条の憲法を制定した」「九九の計算」などを単純に暗記するような、知識記憶能力が高いことが特徴です。
この知識記憶能力は、年齢と共に下がっていくことが知られています。
その代わり発達してくるのが「方法記憶」と呼ばれる記憶能力なのです。
方法記憶とはどんな記憶か
方法記憶とは「物事を理解することによって得られる記憶」のことです。
知識記憶が「何」「いつ」「誰」など断片的な記憶なのに対し、方法記憶は「なぜ」「どのように」の記憶です。
歴史の暗記を方法記憶に変える
「聖徳太子」「十七条の憲法」「604年」などを個々に覚えていくと、それは単純な知識記憶となってしまいます。しかしこの歴史の事項も、次のように覚えると方法記憶として脳に定着しやすくなるのです。
「聖徳太子は、当時の日本の政治を担っていた」
「西暦600年ごろ、中国(隋)がアジアで力をもっていた」
「日本では豪族同士の争いが絶えず、ルールを作って戒める必要があった」
「仏教や儒教の思想を取り入れることが、政治を行うのに都合が良かった」
これらをつなげて理解をすることによって方法記憶がつくられます。
聖徳太子が「なぜ」「どのように」ルールを作ったのかを理解するわけです。
理解が次の理解を呼ぶ好循環
方法記憶を用いて理解をした記憶には、さらなる知識の定着を生みます。
奈良時代に聖武天皇がなぜ仏教を重んじて東大寺を作ったのか、江戸時代に儒学が重視されたのはなぜかなど、別の時代を学ぶときにも役に立ってきます。そして理解はさらなる深い理解を生むという好循環を生み出します。
つまり単純な暗記は、覚える量が増えるほど大変になるのに対し、方法記憶はむしろ覚える量が多いほど知識につながりが生まれ、より学習を楽にしてくれるのです。

単純な暗記は応用がききません。一方で方法記憶によって得られる記憶は、別の分野を学ぶときにも応用がきく魔法の記憶なのです。
人間の脳は、幼少期は知識記憶能力が高くなりますが、成長するにつれて方法記憶能力が発達します。
勉強法を切り替えるのは中学2年生
その記憶の切り替わりは14歳頃、つまり中学2年生と言われています。
そのため中学2年生あたりで、単純な暗記による学習をやめ、理解を中心とする学習に切り替える必要があるのです。
数学の公式を暗記するのをやめ、自分で公式を導くようにしてみる。歴史や地理の事項を、いろいろな知識と絡めて理解をするようにする。
中高生の成績アップの秘訣は、方法記憶による勉強法への切り替えがとても重要なのです。


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