e!センセイ
高校受験に向けて勉強する中学生のイラスト

高校受験におすすめの家庭教師タイプ|内申点・入試対策の両立

公開·更新

こんにちは。e!センセイ塾長の松尾です。高校受験は、中学受験・大学受験と比べて「内申点」が合否に大きく影響する独特の入試です。家庭教師には、入試対策だけでなく定期テスト対策・内申点アップの両立が求められます。20年現場で見てきた経験から、高校受験向け家庭教師の選び方をお話しします。

結論:選び方の核は「地域事情」と「両立力」の2点

先に結論をお伝えします。高校受験の家庭教師選びは、「お住まいの地域の入試制度を知っているか」と「内申点と入試本番の両立を意識できるか」の2点が成否を分けます。

高校受験は都道府県で入試制度・内申書の扱いが大きく違います。実力のある講師でも、地域の事情を知らないと志望校選びでズレてしまう。そして、内申点を意識せず受験勉強だけに突っ込んでしまうと、当日点では挽回できない失点を抱えてしまいます。

高校受験の家庭教師に求められる「両立力」

高校受験では、内申点(学校の通知表)と入試本番の点数の合計で合否が決まります(都道府県によって配分は異なります)。家庭教師は、この両方の対策を同時に進める必要があります。

定期テスト対策(内申点アップ)

学校の教科書・ワークに沿った内容で、テスト範囲を確実に押さえる。提出物の質も内申点に影響するので、ノート・課題の指導も重要です。

入試対策(学力検査)

3年分の総合的な学力が問われます。応用問題・記述問題・時間配分など、定期テストとは別のスキルが必要です。志望校の出題傾向に合わせた対策も欠かせません。

内申点と入試の両立を表す高校受験のイラスト

高校受験家庭教師に求められる4つの条件

① 地域の高校事情に詳しい

都道府県によって入試制度・内申書の扱い・配分が異なります。お子さまが受験する都道府県の事情を知っている講師が望ましいです。地元出身者や、その地域で長く指導している講師が有利です。

② 内申点の上げ方を知っている

「定期テストで何点取れば内申4を狙えるか」「提出物・授業態度はどう加点に効くか」など、現場の感覚を持っている講師。塾講師・元教員の経験がある人が強いです。1つだけ申し上げると、通知表の「3」は、実は苦手のサインです。学校の先生は「1」をつけたがらず、かなりまずくても「2」をつけます。「4がつくのが普通」と考えておくのが、高校受験では無難です。

③ 主要5科目を網羅できる(または科目ごとに先生を分けられる)

高校受験は5科目の総合点です。1人で5科目見られる講師が理想ですが、難しい場合は「英数で1人、理社で1人」のように分けるのもアリです。

④ お子さまの自走を促す指導ができる

中3になれば、自分で計画を立てて勉強する力が大切です。手取り足取り教えるだけの講師より、お子さまに考えさせて自走を促す講師のほうが、合格後の高校生活でも力を発揮できます。

時期別の指導内容と頻度の目安

中1〜中2前半

週1回。定期テスト対策+苦手単元の取りこぼし防止。この時期に基礎を固めておくと、中3で受験対策に専念できます。

中2後半〜中3前半

週1〜2回。定期テスト対策と並行して、少しずつ受験対策の比率を上げていく時期。内申点を確定させる重要な期間です。

中3夏休み以降

週2〜3回。志望校過去問・模試対策・弱点補強を本格化します。

地域の高校事情を一緒に確認する家庭教師と生徒のイラスト

公立志望と私立志望での違い

公立志望

内申点の比重が大きく、5科目バランス重視。定期テスト対策に強い講師が有利です。地域の入試制度を熟知している必要があります。

私立志望

学校により内申点の扱いが大きく異なります。学校別の出題傾向と過去問対策に強い講師を選んでください。3科目(英数国)特化のケースも多いです。

公立トップ校(日比谷・西・湘南など)

内申点ほぼ満点+難関入試対策の両立が必要。自校作成問題への対応経験がある講師を選びましょう。

高校受験で避けたい3つの選び方

現場で見てきた中で、特に多い失敗パターンを3つお伝えします。

① 受験勉強だけに集中して、内申点を落とす

定期テスト対策を疎かにすると、入試本番で挽回できないほど内申点が下がってしまうケース。両立を意識した家庭教師選びが必要です。

② 県外出身の講師に依頼して、地域入試制度の理解不足で進路相談が不適切

実力はあるけれども、地元の高校事情を知らず、適切な志望校選びができないケースです。学力面のサポートだけでなく、出願校の組み立ても家庭教師の役目だと考えると、地域経験は外せません。

③ 中3夏に焦って始めたが、お子さまが講師に慣れる前に受験が来る

本格的な受験対策は、遅くとも中3春から始めるのがおすすめです。お子さまが先生のリズムに慣れて、相談しやすい関係をつくる時間も含めて、早めに動いてください。

よくある質問

Q. 内申点はいつまでに上げる必要がありますか?

A. 都道府県によって扱いが違いますが、中2後半〜中3の通知表が最終的な内申書に直結する地域が多いです。中1のうちから定期テストで安定して点を取る習慣をつけておくと、中3で受験対策に専念しやすくなります。「3」がついている教科があれば、それは苦手のサインとして早めに手を打つことをおすすめします。

Q. 5科目を1人で見てもらうのと、科目ごとに先生を分けるのはどちらが良いですか?

A. 理想は5科目を1人で見られる講師ですが、その方が指導方針が統一でき、進捗管理もシンプルになるからです。難しい場合は「英数で1人、理社で1人」のように主要教科をまとめるのが現実的です。科目ごとに完全に分けると、家庭教師同士の連携が取りづらく、進捗共有が難しくなる点に注意してください。

Q. 中3の夏から始めても、間に合いますか?

A. 間に合うかどうかは現状の学力次第ですが、中3夏スタートは決して理想的ではありません。お子さまが講師のリズムに慣れる時間が短く、受験本番までに信頼関係を作りきれない可能性があるからです。可能であれば中3春から、できれば中2後半から動き始めることをおすすめします。

Q. 塾と家庭教師、どちらを選ぶべきですか?

A. 集団塾の競争環境がお子さまに合うなら塾、自分のペースで弱点を埋めたいなら家庭教師、というのが基本です。両者を併用する家庭もあります。私の感覚では、内申点で苦戦している・授業についていけていない・学校以外の場で集中できない、というお子さまには家庭教師が向く傾向があります。

e!センセイの考え

高校受験の家庭教師選びは、「地域の入試制度を知っているか」「内申と入試の両立を意識できるか」の2点が成否を分けます。e!センセイでは講師のプロフィールに指導実績地域・出身地・指導科目を明記し、ご家庭が地域事情込みで判断できる仕組みを整えています。

高校受験に自信を持って向かう中学生のイラスト

先生選びの基本は お子様にあった家庭教師の選び方、避けるべき失敗例は 失敗する家庭教師選び にまとめています。中学受験・大学受験向けの選び方は 中学受験向け大学受験向け の記事もどうぞ。

e!センセイとは

いい家庭教師と、きっと出会える。

e!センセイは、審査を通過した家庭教師だけが掲載されるマッチングサービス。誰もが納得できる価格で、お子様との相性の良い先生と出会えます。