
不登校・学習習慣形成のお子さまにおすすめの家庭教師
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こんにちは。e!センセイ塾長の松尾です。不登校のお子さま、学習習慣がまだ身についていないお子さま、勉強への自信を失っているお子さま——こうしたお子さまの家庭教師選びは、一般的な選び方とは別の視点が必要だと、20年現場で見てきて感じています。今日は、お子さまの心と歩調を合わせられる家庭教師の見つけ方をお話しします。
結論:「学歴」より「関わり方」、「成果」より「継続」
先に結論をお伝えします。不登校や学習習慣の課題があるお子さまの家庭教師選びでは、「指導力」より「関わり方」、「短期成果」より「継続できるか」を優先してください。一般的な家庭教師選びの基準とは、力点がまったく違います。
勉強の遅れを取り戻すこと自体は、信頼関係ができてからいくらでもできます。逆に、信頼関係ができないうちに教科書を開いて教え込むと、「家庭教師にも来てほしくない」とお子さまの心が閉じてしまい、そこから何ヶ月も止まることがあります。最初の数ヶ月は、勉強を教えるかどうかではなく、「次の授業も来てくれる」を作れるかが、ほとんどすべてです。
大切なのは「学歴」より「関わり方」
通常の家庭教師選びでは「指導経験」「合格実績」が重視されますが、不登校や学習習慣の課題があるお子さまでは、もっと優先度の高いものがあります。
「教えない技術」を持っているか
最初から教科書を開いて教え込む講師は避けてください。お子さまの興味・関心から話を始めて、勉強への入り口を一緒に探れる講師が必要です。
「待つこと」ができるか
ペースが他のお子さまより遅いことを、保護者の代わりに焦らずに受け止められる講師。「今日はこれだけできた」を一緒に喜べる人を選んでください。
「成果」より「継続」を重視する姿勢
短期間で成績を上げることより、「次の授業も来てくれる」「机に向かう習慣を作る」を優先できる講師かどうか。これは見極めるのに少し時間がかかりますが、いちばん重要です。

不登校のお子さまへの家庭教師
不登校のお子さまには、学校との関わりが薄くなった状況で「家庭以外の安心できる大人」との接点が生まれること自体が、勉強以前に大きな意味を持ちます。
私が以前担当していたお子さまで、こんなケースがありました。中学受験で愛知の最難関男子校に合格したけれども、入学後に学校が合わずに不登校に。担任が留年を勧めるなか、ご家族の決断で他県の学校に転校されました。後から振り返って思うのは、「合わない学校に1学年下がってまで通わせる必要はない」ということです。お子さまにとっていま何が大切か——勉強の遅れか、心の回復か——を見極められる家庭教師は、ご家族の判断にとっても大きな支えになります。
最初の数回は「勉強を教えない」と決めておく
お子さまと講師が信頼関係を築くまでは、一緒にゲームや趣味の話、好きな本の話をするだけで構いません。これに理解を示してくれる講師を選びましょう。
頻度より「定期性」を大切に
「毎週水曜の17時」など、決まった曜日・時間で続けることが安心につながります。ドタキャンや変更が多い講師は避けてください。
オンラインから始めるのも選択肢
対面が心理的負担になるお子さまには、まずオンラインで「画面越し」の距離感から始めるのも有効です。慣れてきたら対面に切り替えるご家庭もあります。

学習習慣がまだ身についていないお子さまへ
「机に向かう時間」をまず作る
最初は1回30分でも構いません。「先生が来る時間は机に座る」を習慣化することが、学力以前のスタート地点です。
「分かった!」を一緒に喜べる講師
成功体験を積ませることが習慣化の鍵です。たとえ簡単な問題でも、お子さまが解けたときに講師が一緒に喜んでくれるかは大切です。
課題は「やりすぎないこと」
毎日10ページの宿題を出す講師より、「3問だけやってきてね」と続けやすい量を出す講師の方が、習慣化には向いています。
講師選びで確認したいこと
不登校・学習習慣指導の経験を聞く
プロフィールに明記されていない場合は、契約前に必ず確認してください。経験がなくても、「興味を持って取り組む姿勢」がある講師なら良いマッチングになることもあります。
体験授業を必ず実施
お子さまの反応を見るのが何よりも重要です。「もう一度この先生と会いたい」と思えるかを基準にしましょう。
保護者との連携意識
毎回の授業後に保護者へ簡単な報告ができる講師。お子さまの様子を共有してもらえることが、ご家庭のサポートに直結します。
避けたい講師タイプ
現場で見てきた中で、特に注意していただきたい3タイプをお伝えします。
① 「成績を上げる」「合格させる」を前面に出す講師
本来は学習サポートが目的なのに、すぐに数値目標を求める姿勢は、お子さまへのプレッシャーになります。
② 「学校に戻すこと」を目標にする講師
不登校の解決方法は1つではありません。学校復帰を最優先にせず、お子さまのペースを尊重できる人を選んでください。
③ 毎回テーマを変えて新しい単元に進みたがる講師
継続して同じ内容を扱う方が安心するお子さまもいます。お子さまのペースに合わせて立ち止まれる講師が望ましいです。
よくある質問
Q. 不登校の子に家庭教師を頼むのは早いでしょうか?
A. 「学校復帰してから」と待つ必要はありません。むしろ、家庭以外の安心できる大人と週に一度会う時間が、お子さまの世界を少しずつ広げる助けになります。最初は勉強でなく、好きな話をするところから始めて構いません。「次の授業も来てくれる」を作ることが、最初の数ヶ月の目標です。
Q. 学習習慣がない子に、いきなり受験対策の先生をつけても大丈夫ですか?
A. おすすめしません。受験対策の先生は短期間で成果を出すことが仕事なので、机に向かう習慣がまだ作れていないお子さまには、ペースが速すぎる場合が多いです。まずは伴走型で「続けられる量と頻度」を一緒に作ってくれる講師を選んでください。
Q. オンラインと対面、どちらが向いていますか?
A. お子さまの状態によります。対面が心理的負担になるお子さまには、画面越しの距離感のあるオンラインから始めるのが有効です。逆に、画面集中が続かないお子さまや、人と会うことそのものが回復に効くお子さまには対面が向きます。体験授業でお子さまの反応を見て選んでください。
Q. 学校に戻ることを目標にしてもいいですか?
A. ご家庭の方針として持つのは構いませんが、それを最初から家庭教師の目標にすると、お子さまにプレッシャーがかかってしまいます。私自身の指導経験でも、学校が合わずに不登校になったお子さまが、他県の学校に転校して落ち着いて勉強できるようになったケースがあります。「学校に戻すこと」は唯一の正解ではないと、選択肢を広く持ってください。
e!センセイの考え
不登校や学習習慣の課題を抱えるお子さまにとって、家庭教師は「勉強を教える人」というより、「お子さまの世界に一緒にいてくれる大人」という意味のほうが、実は大きいのではないかと思っています。何が転機になるかは、本人にも周りにも前もって分からないことが多い。だからこそ、決めつけずに、続けられる関係をつくることが先になります。
e!センセイでは、講師プロフィールに「指導歴」だけでなく「お子さまへの関わり方」「指導方針」も記載していただいています。お子さまの心と歩調を合わせられる先生と、ここで出会えることを願っています。

お子さまとの相性については お子様にあった家庭教師の選び方 、避けるべき失敗例は 失敗する家庭教師選び もあわせてご覧ください。

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