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家庭教師の体験授業を見守る保護者と先生・生徒のイラスト

家庭教師の体験授業|後悔しない見極めポイント

公開

家庭教師の体験授業を「なんとなく雰囲気が良かった」「子どもがあまり嫌がらなかった」だけで判断して本契約 → 結局合わなかった、というご家庭は少なくありません。20年の現場経験から、後悔しない体験授業の見極めポイントをまとめました。

体験授業の本当の目的

体験授業は「指導内容を体験する場」ではなく、「お子さまと講師の相性を見極める場」です。1回の授業で学力が伸びることはありません。判断軸は「この先生と続けたいか」の一点です。

体験授業前の準備|聞きたいことを整理しておく

体験授業をその場の流れに任せず、あらかじめ確認したいことを整理しておきましょう。事前に伝えておくと講師が準備して臨んでくれます。

お子さまの現状

学年・学校・直近のテスト点数(手元にあれば実物)・得意/苦手科目・性格的な特徴を簡潔に。

目標

「定期テストで70点取りたい」「英語の苦手克服」「中学受験合格」など、できるだけ具体的に。

指導方針への希望

「ペースはゆっくりで良い」「自走を促してほしい」など、ご家庭の方針があれば伝える。

体験授業中の5つのチェックポイント

授業中(保護者が同席している場合は授業を観察しながら)、以下5点を意識してチェックしてください。

① 講師がお子さまの話を聞いているか

一方的に教え込むのではなく、お子さまの理解度や考えを引き出そうとしているか。

② 分かりやすい言葉で説明しているか

難しい用語ばかり使う講師は、お子さまから「賢そう」と評価されても理解には繋がりません。お子さまの言葉に翻訳して説明できるかが重要。

③ お子さまの表情が和らいでいるか

最初は緊張していても、授業が進むにつれてお子さまの肩の力が抜けていく。これは相性が良いサインです。逆に最後まで顔がこわばっているなら要注意。

④ 「分かった!」の瞬間を引き出せているか

良い講師は、お子さまが理解できた瞬間を見逃さず、一緒に喜びます。これがあると次回への意欲につながります。

⑤ 終了時の余韻

「あっという間だった」「もう少しやりたかった」とお子さまが感じられたら大成功。「やっと終わった」と思っている場合は他の講師を検討した方が良いです。

体験授業のチェックポイントを表すクリップボードのイラスト

体験授業後のお子さまへの聞き方

「楽しかった?」と聞いても、お子さまは保護者に気を遣って「楽しかった」と答えがちです。判断材料として有効な質問は以下のような問いです。

「もう一度この先生と会いたい?」

Yes/Noで答えやすい。お子さまの本音が見えやすい質問です。

「先生のどこが良かった?」

具体的な良い点を挙げられるか。「優しかった」だけなら根拠が薄い。「分からないところを何回も聞いてくれた」のような具体的な答えなら、お子さまの中で良い体験として残っています。

「気になったところはある?」

小さな引っかかりも聞き出す。お子さまの直感は意外と的確で、本契約後の小さなストレスの種を事前に把握できます。

体験授業を冷静に観察する保護者のイラスト

体験授業のNG行動

その場で本契約を決める:「今日中なら割引します」のような営業に乗らない。最低でも1晩は持ち帰って冷静に判断する。

体験授業の講師=本契約の講師か確認しないまま契約:詳しくは別記事 失敗する家庭教師選び の実例①も参照。

料金・解約条件など重要事項の確認を後回しにする:体験授業の流れで好印象だと、つい後で確認しようと先延ばしにしがち。 契約前チェックリスト を必ず確認してから判断しましょう。

よくある質問

Q. 体験授業は無料ですか?

A. サービスによって異なります。無料体験授業を実施しているサービスもあれば、1回分の通常料金を体験料として徴収するサービスもあります。「無料体験」のあとに勧誘がしつこい場合もあるので、契約意思のないまま受けることへの心理的負担がある場合は注意してください。

Q. 体験授業は何回受けるべきですか?

A. 原則1回で十分です。1回でお子さまと講師の相性、講師の指導力、人柄を判断できないなら、それ以上回数を重ねても判断はあまり変わりません。むしろ、1回目で「もう一度この先生と会いたい」と思えるかを大切な基準にしてください。

Q. 体験授業の担当が本契約後の担当と同じ人か確認すべきですか?

A. はい、必ず確認してください。大手家庭教師派遣会社では「営業用のベテラン講師」が体験授業を行い、本契約後はアルバイト講師が担当するケースがあります。マッチング型サービスでは、保護者がプロフィールから直接講師を選ぶので、この問題は起きません。

Q. 体験授業中は保護者は同席すべきですか?

A. 可能であれば同席して、お子さまと講師の相性を直接観察するのがおすすめです。同席が難しい場合は、終了後にお子さまから感想を丁寧に聞き取りましょう。「楽しかった?」より「もう一度この先生と会いたい?」が判断しやすい質問です。

Q. 体験授業で何を観察すれば良いですか?

A. ①講師がお子さまの話を聞いているか、②専門用語に頼らず分かりやすく説明しているか、③お子さまの表情が和らいでいるか、④終わったときに「あっという間だった」と感じられたか、⑤次回への期待感が生まれているか。この5点を意識して観察してください。

e!センセイの考え

体験授業は「サービスの良さを売り込む場」ではなく、ご家庭が冷静に判断するための場であるべきです。e!センセイでは体験授業の担当=本契約の担当が同一であることをサービス設計の前提とし、講師プロフィールから直接選んでいただく方式を採っています。

体験授業を経て家庭教師の本契約を決めた親子のイラスト
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