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毎日勉強しているつもりの中学生のイラスト

「勉強しているのに成績が上がらない」の正体は、ほぼ勉強量不足

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こんにちは。e!センセイ塾長の松尾です。「うちの子は毎日ちゃんと勉強しているのに、なぜ成績が伸びないんでしょうか」——保護者の方からの定番のご相談です。

結論:「勉強しているのに伸びない」の大半は、勉強量が足りていません

結論からお伝えします。「勉強しているのに成績が上がらない」とご相談をいただいた際、本人に毎日の勉強量を具体的に聞いていくと、想像していたよりはるかに少ないケースが大半です。

問題は本人の意欲ではなく、「今日は勉強した」と感じる基準が低いことにあります。基準が低ければ、量が足りていないことに本人も周りも気づきません。この記事では、その基準のズレと、家庭で「基準を上げる」ためにできることをお伝えします。

元になった話:林修先生のシンプルな答え

私がこのテーマで発信したところ、保護者の方・受験生からも多くの共感をいただきました(1,400件以上の「いいね」をいただきました)。

林修先生がインタビューの中で、「成績が上がらないのは勉強量が足りていないから」とハッキリと仰っていました。本当にその通りだと納得したのを覚えています。 「勉強をしているけど成績が上がらない、どうすれば良いか」と相談に来られることがあります。本人に毎日林修先生がインタビューの中で、「成績が上がらないのは勉強量が足りていないから」とハッキリと仰っていました。本当にその通りだと納得したのを覚えています。 「勉強をしているけど成績が上がらない、どうすれば良いか」と相談に来られることがあります。本人に毎日の勉強について聞いていると、驚くほど量が少ないのです。相談に来てもらって申し訳ないのですが、その勉強量なら成績が伸びないのは仕方がないのでは、と思うことが殆どなのです。 「今日は勉強した」の基準の違いなのかなと感じます。この基準を高く持つことが成績アップのコツなのでしょう。 どの世界でもそうなのかもしれません。以前に大阪桐蔭高校の野球部のトレーニングをテレビで放送していたのですが、普通の高校生なら(というか大人でも)3日ともたないようなハードな練習でした。しかし彼らはこれが当たり前、と思って毎日のトレーニングに励んでいます。甲子園常連なのも頷けます。 基準を高く持つために必要なのは、基準が高い人に囲まれることが大切ですね。

塾長・松尾のXより

東進ハイスクールの林修先生もインタビューの中で「成績が上がらないのは勉強量が足りていないから」とハッキリ仰っていたそうで、私自身も指導現場で同じことを毎日感じています。耳が痛い話ですが、ここから目を逸らさないことが伸びる近道です。

なぜ「勉強量が足りない」と気づけないのか

気づけない理由は、「今日は勉強した」と感じる基準が、お子さま自身・ご家庭・周囲の友達のなかで完結してしまうからです。

たとえば「学校の宿題+ワーク1ページ=今日はやった」というのが本人の基準だとすると、本人は毎日きちんとこなしているつもりです。しかし上位を目指す受験生は、同じ時間帯にこの3〜5倍を当たり前にこなしていることがあります。基準そのものが違うので、頑張っているつもりでも相対的には勉強量が不足するという構造です。

これは勉強だけの話ではありません。以前、大阪桐蔭高校の野球部のトレーニングをテレビで見たことがありますが、普通の高校生はもちろん、大人でも3日と続かないようなハードな練習でした。彼らはこれが当たり前と思って毎日続けています。甲子園の常連校であり続ける理由がよく分かりました。

自分の勉強量と上位層の勉強量の差を表すイラスト

基準を上げるために、家庭でできること

基準を引き上げるために最も効くのは、「基準が高い人に囲まれること」です。ただ、これは小中高校生のお子さまにとっては必ずしも自由に選べる環境ではありません。家庭でできる具体的な工夫として、次の3点をおすすめします。

1. 「時間」ではなく「量」で振り返る

「何時間勉強したか」よりも「問題を何問解いたか」「ワークを何ページ進めたか」を毎日記録します。時間は休憩や手が止まる時間を含みますが、量は正直に出ます。1週間続けると本人も「思ったより少なかった」と気づきます。

2. 「上位層がやっている量」を一度見える化する

志望校に近い先輩や、近隣の進学校の合格体験記で、1日の勉強量の実例を一緒に読みます。「世の中の基準」と「家の中の基準」のズレを、本人が事実として知ることが行動を変えます。

3. 基準の高い大人と継続的に接する機会を作る

家庭教師・塾の先生・部活の顧問など、「これくらいやって当たり前」という基準を持っている大人と週に1度でも話す時間を持つと、本人の基準がじわじわ上がります。短期の刺激より、継続的な接触が効きます。

勉強の絶対量を増やすには、まず学習の習慣化が前提になります。詳しくは勉強は習慣化できるもあわせてご覧ください。本番で実力を出し切るための準備については、入試本番の『得点力』を上げるための3つの準備に整理しています。

親子で1週間の勉強量ログを一緒に振り返るイラスト

よくある質問

Q. 子どもは「ちゃんとやっている」と言いますが、本当に量が足りていないと、どうやって確かめれば?

A. 1週間、毎日「何のテキストを・何ページ・何問」やったかをメモしてもらいます。そのうえで、模試の偏差値帯が同じくらいの上位層がどのくらいやっているかを合格体験記や塾の先生から具体的な数字で聞いて、横並びで比較します。時間ではなく量で見ると、ズレが客観的に見えます。

Q. 急に勉強量を増やすと、本人が嫌になって続かなくなりそうで怖いです。

A. 正しいご心配です。いきなり3倍にせず、まずは現状+20〜30%から始めます。1〜2週間で慣れたらまた20%増やす、というステップ方式が現実的です。同時に「今日は勉強した」と感じる基準を少しずつ上書きしていきます。基準が変わると、増えた量が当たり前になっていきます。

Q. 塾や家庭教師に通わせれば、勉強量は自然に増えますか?

A. 増えやすくはなりますが、塾に行く時間=勉強時間ではありません。重要なのは、塾で出された宿題や課題を家でこなす量です。塾を活用して伸びるお子さまは、塾で出される宿題を必ずやり切ることで、結果的に1週間の総量が大きく増えています。塾選びの際は「家で何時間ぶんの宿題が出るか」もぜひ確認してください。

出典・参考

本記事冒頭で紹介した林修先生のインタビューでの発言は、塾長・松尾本人のX投稿を出典としています。林修先生ご本人が公にされたインタビューの時期・媒体は特定できておらず、伝聞であることを明示しています。

e!センセイの考え

「勉強しているのに伸びない」と感じたら、まずは勉強量を量で測り、上位層との差を事実として知るところから始めてみてください。気持ちの問題ではなく、構造の問題であることが多いです。

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